1978-03-23 第84回国会 衆議院 科学技術振興対策特別委員会 第5号
○牧村政府委員 現段階においては私どもが御提案しておる形でいいものと思っておりますけれども、原子力の開発利用の進展に伴いまして、またこれが不十分であるということであれば、有沢懇談会の方の御示唆もあるわけでございますので、真剣に考えてまいりたいとは存じます。ただ、現段階においてはこれで十分対処できると確信しておる次第でございます。
○牧村政府委員 現段階においては私どもが御提案しておる形でいいものと思っておりますけれども、原子力の開発利用の進展に伴いまして、またこれが不十分であるということであれば、有沢懇談会の方の御示唆もあるわけでございますので、真剣に考えてまいりたいとは存じます。ただ、現段階においてはこれで十分対処できると確信しておる次第でございます。
○小宮委員 公開ヒアリングの問題は、有沢懇談会の意見書にも明記されているわけで、今回の法律改正には盛り込まれていないようですが、これは公開ヒアリングをやらないつもりか、それとも法定事項とはしないけれども、運用の面で実質的にやっていくというお考えなのか、その点ひとつ明らかにしてもらいたい。
ただ、有沢懇談会ではいろいろ議論しておるようでございますから、いろんなありがたい意見が出てくると思います。で、そういうものを、政府といたしましてはさらに、いまお話がございましたような原子力委員会と、あるいは原子力安全委員会というふうに分けるか、あるいはその性格なり機能なりといったものをどうするか、あるいは審査、検査の対象をどうするか、いろんな問題がございます。
いま、いわゆる有沢懇談会というものの性格等についてのお尋ねでありますが、これはまあ従来のいきさつもあった次第でございますが、私どもは、懇談会というものの性格は、各省庁において相当な数ございますが、その場において、それぞれ有益な御意見を聴取し、自由な意見交換の場として現在それぞれの懇談会が機能しておるところでございますが、まあ御指摘の御趣旨に沿いまして、この運用というものはやはりきちんとしたものでなければならぬ
○国務大臣(井出一太郎君) 当面の原子力行政に関して、いまの有沢懇談会にお触れになって御質問でございますが、この点は佐々木長官からもお答え申し上げましたように、非常に急を要するという事情もあったかと思います。それはそれなりに首肯できるといたしましても、峯山さん言われますように、確かに懇談会というものの数も多いということは私も感じておるものでございます。
それから二番目の有沢懇談会、行政改革の基本的なものが決まらぬのにこの問題を処理するのはおかしいじゃないかという御疑念でございますけれども、そうなりますと、行政というものはないのでございまして、御承知のように行政というものは一刻も間断を置いてはいけません継続的なものでございまして、大臣がかわったから私は前任者のことは知らぬということはないのでございまして、いまの安全問題に対してはどういう手段を講ずるかと
先生御指摘のように、私どもは政府あるいは国に対する国民の、特にその地元の住民の信頼感をどうやって取り戻すかというのが第一でございますので、先ほど有沢懇談会の問題点を御披露いたしましたときにも、一番最初にその点を前提として問題点を整理したというように申し上げたわけでございます。
ことに有沢懇談会などでは、機動的な業務体制の整備の強化ということを強く言っておりますね。つまり、いついかなる事態に対してもすぐに対応できるような、そういう事務処理体制というものを指しておるかと思うのでありますが、そういう点も含めて、今後ひとつできるだけ体制の整備を急いでいただきたい。そして、できるだけこのタイムラグを解消するという努力をしていただきたい。これは希望だけを申し上げておきます。